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現代
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連載中
透と律
俳優 / 演劇 / 現代
俳優養成所のミラー稽古で組まされた透と律。動きの前の意図まで読んでしまう透の目に、律は息を止める。どちらがリーダーかわからなくなった十五分間から始まった関係は、稽古場の外へ静かにはみ出していく。
全12篇 5,894字 / 約10分
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頭を撫でる話
日常 / 現代 / 社会人
大人になると頭を撫でられる機会は減る。 子供の頃は自然だった。よくできたね、と手が伸びてくる。偉かったね、と髪を乱される。祖母がそうだった。忙しい両親の代わりに、祖母が撫でた。皺の深い手のひらが後頭部を包むように触れて、 […]
862字 / 約1分
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差分
お仕事 / 現代 / 音楽
デスクの横に無地のTシャツが広げてある。FULCRUMのツアー用。その上に、ロゴを二種類の大きさで出力した紙が載っている。背中に大きく入れるか、左胸に小さく落とすか。去年のツアーは背面だった。同じことをやれば安牌だが、そ […]
4,062字 / 約7分
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横溢
現代
背はシーツについているはずなのに、体がまるでどこにも触れていないかのような浮遊感の中、足がもがく。 唇を噛んだのは意図的だ。どうにか痛みで繋ぎ止めようとしたのかもしれない。理性がばらばらとほつれていく感覚があって、それを […]
507字 / 約1分
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迷信に頼りたくなる日
日常 / 現代
日本人は骨格の関係上肩が凝りやすいんだそうだ。欧米人に比べて頭が大きく、首が短く、なで肩で、僧帽筋が薄い。だから肩甲骨まわりに負荷が溜まる。一般人でも整骨院や整体に通う。金持ちでなくても。肩が凝るというのはそれだけ普遍的 […]
371字 / 約1分
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完結
受信域
アイドル / 推し活 / 現代
推しの色が似合わない。推しの匂いが記憶に貼りつく。推しの声だけが、どんな日でも届く。握手の三秒で恋の回路が走る。五つの感覚が、それぞれのやりかたで推しを受信している。
全5本+番外編 22,354字 / 約37分
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懺悔する癖
日常 / 現代
たわいもない嘘をついた時、薄らと懺悔する癖がある。 人間関係を円滑にするために必要な潤滑剤だと認識している。わかっている。それでもどうしてか、嘘が顕になろうとならなかろうと、胸の内にうすく泥が溜まる。言われてもわからない […]
421字 / 約1分